「CHANGE」最終回について
CX『CHANGE』が14日、最終回を迎えました。このドラマの監修を小泉純一郎元首相の飯島勲元秘書官が務めていた事は、堂々とクレジットされていましたから皆様もご存知だったと思います。
私はこのドラマの監修陣が意図した事はともかく、ドラマ評を中川秀直(広島4区)批判に利用してきました。北海道洞爺湖サミットが終わり、これからは福田政権から総選挙へとシフトしていきます。或る種の政権交代が始まります。
しかし、現在の自民党清和会・中宏池会・創価学会連合と現行官僚機構による政治では、たとえ首相の首が挿げ変わっても何も変わりません。まして、首相になれない事を知っていてフィクサーを演じたがっている中川秀直が背後に居る政権では、どのような政界再編劇が始まっても、私たち日本国民の暮らしと誇りが守られる政治に変わる事は無いでしょう。
最終回で、延々20分間以上にも渡って放送された朝倉首相(木村拓哉)の演説シーンは、一体何を言おうとしていたのでしょうか。大同商事不正献金疑惑の責任を取るとして内閣総辞職の道を選んだ朝倉首相は、同時に「国会議員を選び直して下さい」と言って衆議院の解散権を行使しました。
生方代議士(石黒賢)は笑っている場合ではありません。とっとと選挙の準備に取りかからねば出遅れます。
このドラマは「小泉郵政解散」に肯定的な歴史評価を与えるよう見事に誘導しました。国民の信を問うとした小泉首相は確かに立派でしたし、喧嘩の勝ち方を良く知っている人でしたが、あの時の衆議院解散は議会制民主主義を冒涜していたという事を忘れてはなりません。それは、郵政民営化関連6法案を否決したのが参議院だったからです。
そして、例の「埋蔵金」を言い出した中川秀直を思わせるように、内閣府に「お茶汲み」をやめさせた話も、あまり感心しない展開でした。これらはあくまで綺麗事です。こんな事で日本国が良くなると本気で思っているなら、よほど頭の悪い人でしょう。
私たちが求めているのは、実は官僚に相談して「移民1,000万人受け入れ政策」を打ち出し、官僚に聞いて「上げ潮路線」を言っているだけの中川秀直が言う「脱官僚主導」政治ではありません。
官僚機構を政治家がコントロール出来るよう解体的な改革に着手し、真の主権回復を目指して従米政治を絶つ覚悟を持った政治家集団による政権交代を望みます。
このドラマは、最終回で少々馬脚を現し過ぎたように思います。視聴者を愚民扱いしたような節が見受けられ、全くつまらない終わり方をしたな、と。次クールに見るべきドラマはありません。また再び地上波放送とお別れです。
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