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2008年6月30日 (月)

第8回の「CHANGE」について

 それにしても朝倉首相(木村拓哉)は自由に動き過ぎですね。ヒッチハイクで福岡の実家に帰るわ、シークレットサービス(大倉孝二)を振り切って車から駆け出すわ、普通ならあり得ませんが、こうもしないと物語が進んでいかないんでしょうね。

 合衆国大統領から「来夏にはキャンプ・デイヴィッドへ」のお誘いを貰うような「従米売国奴」神林官房長官(寺尾聡)が遂に馬脚を現し、朝倉首相に罷免されるかと思いきや「これからも一緒に」と言われた(或る意味戦略的態度をとる朝倉首相を前にした)神林の態度は、視聴者ご一同、一瞬「え?」と思われた事でしょう。あっさり握手するなんてあり得ない、と。

 しかし、どこまでも腹黒い政治屋は一枚上手でした。自ら「私は罷免されました」と会見し、朝倉首相に後ろ足で砂をかけたのです。

 とうとう神林を見限った美山秘書官(深津絵里)は、朝倉首相に「1分だけ時間を下さい」と言って、首相の肩を借りて泣き出します。つい、ウォン・カーウァイ監督の映画『天使の涙』のチャーリー・ヤンを思い出しました。

 人は、自分の理想を打ち砕かれて悔しいと泣くんです

 神林という中川秀直や野中広務を思わせる(政治家としての野心とは別の)権力欲にまみれた政治信条など何も無い男が、これからチーム朝倉に打ち砕かれるであろう展開をボクは現実のものにしたいと思います。

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