第2回の「CHANGE」について
毎週連載?のイヤな予感がして参りましたが、早速CX「CHANGE」第2回放送について述べてみましょう。
えー、いよいよ朝倉啓太(木村拓哉)は国会議事堂に初出勤です。補選当選者の寂しい歓迎を受け、議員会館に事務所をもらい、朝倉先生は議員宿舎は利用しない事になりました。ここはマスコミが思うところの国民的支持へのさもしい布石でしょうか。
日本政友党の神林総務会長(寺尾聡)は美山秘書(深津絵里)を朝倉先生につけます。美山はふてくされますが、ここが近藤秘書(風間杜夫)のうまいところで「神林先生はいずれ朝倉先生が役に立つと思っている。君はその教育係に抜擢されたんだよ」と言って機嫌を治めるのですね。
さて、支持率が消費税率を割り込んだ鵜飼首相(伊東四朗)の後釜は「とんだ貧乏クジ」というわけで、神林は小野田幹事長(中村敦夫)、二瓶派の二瓶会長(神山繁)、垣内外相(大林丈史)にとんでもない奇策を打ち明けます。
「無能者が3ヶ月、この国の首相を務める事は可能か」と。
「可能だ。誰が総理になっても国が滅びる事は無い」、これが彼らの答えです。
あーた方のような老獪が支え、官僚機構が全てを牛耳り、そうです、あの日本新党(当時)の細川護煕でも8ヶ月間、日本の首相を務めてこの国は滅びませんでした。しかし、結果として我が国の経済政策はこの間に決定的疲弊をきたし、後世に禍根を残したのです。それでも政治家はこう答えます。これが「国の事を考えていない政治家」の妄言なのです。
同党議員(石黒賢)が言います。「この世界は嫉妬の世界だよ」と。これは大当たりでしょうね。国政でも地方自治でも出る杭は必ず打たれます。打たれても這い上がった者だけが勝ち残ります。
さあ「日本憲政史上、35歳の新人議員が我が国の総理になった事は一度も無い。歴史を作るんだ、朝倉クン」と神林に言われた朝倉はどうなるのでしょう。
しかし、この朝倉はとんでもない勘違いっ子です。
割り当てられた決算行政監視委員会委員としてチンプンカンプンだったのは当然の事としても、ネコ屋敷オヤジ(泉谷しげる)の陳情を聞く事が「誰かの役に立つ事」だと本気で思っているなら、この人の適職はやはり政治家ではなく学校の先生かカウンセラーでしょう。その意味で、実はこの第2回はつまらない回でした。製作者側がこういう偽善を偽善と知って作っているなら、あまりにも現実離れし過ぎた展開を反省してはいただけないものかと思いますね。
次回に期待しましょう。
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